第二回LLR福田がしゃべる

2010.1.23 @浅草花月

  • 出囃子はまた福田の鼻歌。ミスチルHANABI
  • 裏では、後輩たち相手に「松尾がしゃべる」がおこなわれている。
  • と、福田が喋っている間にも続々と入ってくるお客さん。福田「そんな、自由集合じゃないんですよ。まあ、僕が人に時間のこと言うのもあれですけど……。僕は人を待たせますけど、待つのは大っ嫌いです」
  • ゆったり感 中村
  • よく福田にジュースをおごっている中村。中村「(客席に)おかしいですよね?」福田「中村にはなんか甘えちゃうんだよね」
  • 福田の家で「がんばっていきまっしょい」を延々と見せられる中村。
  • 中村「(福田は)YUIも好きでしたよね」→でも、最近ロック路線になってきてしまったので「俺の好きなYUIじゃない」となってしまった。→福田「で、振り向いたらミスチルがいた」
  • 福田「お前、かっこつけるよな」中村「福田さんのほうがかっこつけてるでしょ!」
  • 中村「福田さん、謎が多いですよね。『ちょっと用あるから』って歌舞伎町に消えて行ったりするじゃないですか」福田「ちょっと用があるとき誰にでもあるだろ。でも、それはそういう演出だから」中村「……そんなかっこよくないですよ。言っときますけど、漫才で『はいどうもーLLRでーす』って出てきたときの福田さんの顔、超ブスですよ!!」福田「やめろ。俺はいいけど、兄貴そっくりなんだから」→ゾフィー福田はR-1を棄権。毎回棄権。
  • 最初のころ、楽屋で一人でいた中村に、「おまえ生意気そうだな。俺と遊べ」と言う福田。
  • 福田「俺は、おべっか言う奴が嫌いだから。この世界にいる奴で、『先輩、おもしろいですね〜』なんて絶対ウソなんですよ」→生意気な後輩が好き。
  • 人のダメ出しされているときの顔が好きな福田。「なんでこいつこんなこと言うんだろう」という顔がいい。
  • 竹内と一緒に中村のブログを読んでいた福田。コメントの質問に対する返事だけを見ていたら、「誰からも好かれるところです」というフレーズが四回くらい出てきた。→中村「それは、多分『江崎の好きなところ』っていう質問だと思います」福田「あ、そうだったんだ!俺、自分のいいところって意味で書いてんのかと思って、こいつ何書いてんだろと思って」中村「(笑)そんな、楽屋で一人でいるのに『誰からも好かれるところです』って、超ダサいじゃないですか」
  • 「尊敬する先輩は誰ですか?」という質問に対する「全員です」という答えもむかつく。→福田「誰々って(具体的に)書けばいいじゃん。なに『全員です』って100点の答え書いちゃって。(全員尊敬している)その上で!!」
  • 中村「そうやって福田さんに生意気とか言ってもらって、ありがたいですけど、でも、そういうのやっぱり嫌われるんじゃないかと思って」福田「あ、お前そんなの気にしてんの?さむっ(笑)」
  • 中村もてっちゃん(ふくろとじ)も、口では色々言うが、女々しい。→福田も女々しいという中村→福田「あ、どっちが女か対決する?」
  • 中村「福田さんが好きなもの、酒と、ギャンブルと」福田「いいじゃん、男らしいじゃん。”飲む・打つ・買う”の”飲む・打つ”だよ」中村「あと、分析」福田「(笑)なんで急に分析……」
  • すぐ血液型の話を持ち出す福田。中村「自分がB型なのかっこいいと思ってるのかと思ってた」福田「あ、違う。おれBかOだから。統計学として……」中村「統計学とか、いいです」
  • 平成ノブシコブシ徳井
  • 長テーブルに並べられた飲み物を見て「射的みたいだね」と、徳井。→徳井「おじさん。これ(ウコンの力)投げて当たったら好きなの飲んでいいの?」福田「おじさんって俺?この人変態だ」
  • 投げたところ、うまいこと一本倒れる。→徳井「おまえの顔狙ってたんだけどな」福田「……こえ〜」徳井「顔に当たったら鼻血とか出て、でもお前本番中だから『大丈夫です』とか言うだろ?それが見たかったんだけど」
  • 福田「昔はよく(二人で)遊んでましたけど、あの頃なに話してたのか全然思い出せない」
  • いつもクロックスを履いている徳井。福田「何がいいんですか?クロックス」徳井「吸いつくんだよ」福田「おれ靴に吸いつき求めてないですよ」徳井「じゃあお前は、雪駄とかビーサンとかでカパカパしてるほうがいいって言うんだな?」福田「クロックスに対抗するのが雪駄ビーサンっていうのもよく分かんないし……」
  • 徳井のオシャレについて。福田「そんなバケモン(キャラクターが描かれたTシャツ)の上にジャージはおって」徳井「(笑っている客席に向かって)……会場全体、俺のことバカにしてるな」
  • 福田「クロックス、ダサくないっすか?」徳井「……(笑)お前と、おしゃれとかダサいとか、そんな話もしたくないし」福田「それは、俺がダサいからそういう話したくないってことですか?それとも、俺とはもっと高尚な話したいってことですか?」徳井「どっちも!」
  • 福田「だってあれ(クロックス)、キン消しみたいな素材じゃないですか」徳井「じゃあ今度からキン消し履いてくるよ」
  • クロックスのことで鬼奴とケンカした徳井。鬼奴が「あんたクロックスなんて履いて(仕事に来るなんて)」と言うので、「奴さんだってミュール履いてるじゃん」と応戦。仕事場において、女のミュールが良くて男のビーサンがいけないとされるのは納得いかない。
  • 徳井「俺がボクシングやってたらおまえ殴ってたよ」
  • 徳井「柔道始めようと思ってんだよ」→歌舞伎町のむかつく客引きを正当防衛で退治したいため。
  • 自分が客引きになって、福田相手に再現。徳井「下世話ですけど、『おっぱい、おっぱい!』とか言うんですよ。で、『いらないいらない』って言ってたら、(目の前に手をヒラヒラさせて通り過ぎていく)」→福田「むかつく!何がむかつくって、こっち見たらもういないのがむかつく」
  • 福田「柔道おれもやりたい。一緒にやりましょうよ」
  • ライブ中に五明が怒るほど足が臭い徳井。それでふざけて足の裏を五明の足の上に乗せたりしていたら、「何なんですか……」とマジでキレられる。→徳井「それで『ごめん』って、足洗いに行ってさ。ライブ中に」
  • 福田「病気なんじゃないですか」徳井「病気だよ。水虫だから」福田「水虫なんですか?俺んち来なくなってよかった」徳井「負け惜しみ負け惜しみ」
  • 姫ちゃん
  • 姫ちゃんが好きな歌手はMay's。May'sを知らない福田。→福田「芸人で言ったらどれくらい(の位置)?」姫ちゃん「……最近MAE AGEに上がったくらいかな」福田「じゃあ売れてないよ、それ」
  • 福田「なんかおじさんみたいだね、俺」
  • 高校生くらいの頃、CDTVを欠かさず見ていた福田。福田「そしたら母親が『1位から10位までみんな同じに聞こえる』とか言ってて、『いや、ばばあ』と」→でも、結局自分もそうなってしまった。
  • 「あゆ直撃世代」の姫ちゃん。SPEED復活も感動。福田「感動してるの姫ちゃんくらいだよ」
  • 姫ちゃんが喋りながらする手の動きが気になる福田。福田「手話みたいな」
  • レッドカーペットの収録で初めて一緒になったとき、姫ちゃんは待ち時間の2時間ずっと1分ネタの練習をしていた。福田「だから、1分を2時間で、120回」
  • その本番で姫ちゃんはよくウケて、「おかわり行きましょう」と言われるが、おかわり用のネタに自信がなさすぎて辞退。そんな自分に腹が立って楽屋の隅で泣いていた姫ちゃん。→福田「”姫ちゃん”めっちゃストイックじゃんって思った。全然お姫様じゃない」
  • 姫ちゃん「出待ちの人に、マイメロディちゃんのストラップを貰って」→マイメロを知らない福田。→姫ちゃん「サンリオのキャラクターです」福田「ああ、そうなの?俺、ケロケロケロッピしか知らない」
  • そのストラップは、その出待ちの子二人と姫ちゃんと福田の四人でお揃いで、「姫ちゃん、彼氏いないんだったらセサミン(福田)と付き合ってください」と言われた。→福田「栄養素として捉えられてるってこと?おじいさんくらいだもんね、『セサミンと長く付き合ってください』って言われるの」
  • ニブンノゴ!宮地
  • 雑誌の取材で「新しい相方と組むなら?」と聞かれた宮地。有名な人の名前を挙げたほうがいいんだろうけど、そこでも「LLR福田」と言ってしまうくらい福田が好き。→福田「本当ですか?俺その雑誌買いますよ。書いてなかったら、『んーっ!』て(破くジェスチャー)」
  • 色んなイベントに福田を呼んでいるので、これ以上呼ぶのはためらってしまう、と宮地。→福田「何ですか、その中学生みたいな。『これ以上行ったら好きってバレちゃうんじゃないか』みたいな」「どんどん呼べばいいんですよ。大人は好きなもの食べ続けて『飽きたらどうしよう』とか考えるけど、飽きたら飽きたとき考えればいんですよ。俺なんて、吉野家うまいと思って18日間食べ続けたけど、飽きなかったんですから」宮地「うん、……どういうこと!?」
  • 真面目な宮地。バイトでも忙しくしているほうが好きで、暇すぎると「こんなんでお給料貰っていいのかな?」と思っていた。→福田「僕はバイトでそういう奴が大っ嫌いでした。暇なら暇なほうが絶対いいじゃないですか」
  • テレビでナイナイを見ていて、岡村さんの隣でニコニコしている矢部さんに憧れて芸人になった宮地。福田「そうなんですか?それ……伊藤もですよ(笑)」
  • 福田「伊藤はなんかスッとしてるけど、宮地さんはグイグイ来るし、お笑い大好きだし」
  • 宮地「(芸人になっていなかったら)おれ絶対お笑いライブとか通ってたと思うもん。AGE AGE LIVEとか」福田「気持ち悪いでしょ、こんなマッチョな男がいたら。芸人の間では絶対『またホモいるよ〜』って言われてますよ」
  • 宮地の愛想笑いが分かるという福田。福田「僕は人間性悪説をとってるんで、ニコニコしてる人ほどなんかあると思ってるんで」
  • (宮地がハケた後で)福田「宮地さん、大川さんと森本さんにハブにされてるんですよ。いたでしょ?同級生と仲良くできなくて、後輩のところ来てる先輩」
  • LLR伊藤
  • オレンジジュース(なっちゃん)を選ぶ伊藤→福田「(ペットボトルから紙コップに注ぐのを)自分でやってください。みんなにはやってたけど」伊藤「ええっ?じゃあやってよ」福田「自分でやってください」
  • このライブにおいて伊藤の時間は、休憩時間。
  • 伊藤「姫ちゃんって、かわいいのかな?顔面はそうでもないよね。長身だし、なんかごまかされてる。あんなに女を出してるのに女として見れないって珍しいよね」→客席から、「ひどい……」という声→伊藤「え?ひどい?(笑)」
  • 伊藤「10メートルくらい先で見たら『おっ』て思うけど、近付いたらそうでもないっていう……(笑)」→佐久間さん・永井さんと中野を歩いていたとき、ギャルの少ない中野で10メートルくらい向こうからギャルが歩いてきた、と思ったら、姫ちゃんだった。三人揃って「姫ちゃんかーい!」と叫んだ。佐久間さんまで言っていた。
  • 福田「俺がキャバクラでバイトしてた頃、あんなギャルみたいなのいなかった」
  • 伊藤「でも、(自分の姫ちゃんに対する評価は)間違ってないと思う」福田「出た、伊藤あるある。言い過ぎたと思ったら、逆に『俺間違ってないし!』ってなる」
  • 福田「あともう一つ伊藤あるあるは、彼女できるとすぐ『あいつ俺がいないとダメだから』って言う」伊藤「(笑)頼られるのが嬉しいんだよ。(客席に向かって)意外とお兄ちゃん気質なんですよ、下に四人もいるんで」
  • 福田は頼られたくない。頼られるとその通りやらなきゃと思って緊張するし、逆にポカしてやろうかなとも思う。→伊藤「でも、じゃあ責任感があるんじゃない?」福田「……なんでそんなよく言ってくれるの?」
  • 伊藤「俺は頼られるのが嬉しいってだけで、何かするってわけじゃないから」福田「え?(笑)」伊藤「『こいつ俺がいないと何もできねーわー』って言いたいだけ(笑)」
  • 福田曰く、伊藤は売れたら絶対天狗になる。→伊藤「自分でもそう思うから、気をつけてるんだよ。後輩にも優しくしてるし……(笑)」福田「(伊藤は)人の上に立って見てるっていうかさ」
  • 神保町の脚本を書いている伊藤。ふだん福田がネタを書いていてギャラが折半なので、この神保町の脚本も折半するべきなのでは?と思っている福田。
  • その脚本が評価されて、最終的に劇団四季の本まで書くようになったら……と想像している福田。そうなった場合に、今の時点でそのギャラを折半することを約束しておかないと困る。→伊藤「想像力豊かすぎるだろ!」
  • 福田「麒麟さんの場合も、(田村の本が売れる前に契約しておかなかった)川島さんのミスだと思ってるんですよ」
  • (伊藤がハケた後で)福田「これで安心ですね」
  • ピース綾部
  • 新喜劇終わりで謎の髪型の綾部。綾部「土曜の浅草は中国人なんです」
  • 綾部「エビス(ビール)もらおうかな」福田「いや、飲めないでしょ」綾部「うそ。三ツ矢サイダーちょうだい」
  • 下で修学旅行生を見た綾部。綾部「たまんないな!」福田「変態だ」→ご飯を食べていた修学旅行生たち。魚嫌いらしい男の子が友達に魚を食べさせられそうになって「やめろよ〜」みたいにふざけているのを、恐らくその男の子を好きであろう女の子がそっと見ている、その一連を、陰から綾部がそっと見ていた。
  • 綾部に恋愛や仕事のことを相談する福田。福田「綾部さん、真剣に答えてくれるじゃないですか。で、『真剣にこんなこと言ってた』って竹内に報告して」
  • 東京を大好きな綾部。言っても各地の地方都市は似ているが、東京のような場所は他にない。綾部「(東京に似ている場所を)見つけて来いよ」福田「『綾部さん、ありましたよ!』っつって」
  • 綾部「青山の骨董通りなんか、歩いてる人みんなアパレル関係なんじゃねえかって」福田「それ田舎もんの発想ですよ」
  • おしゃれなカフェによく連れていってもらう福田。そのおしゃれなカフェで、「麻婆丼あります?」と、福田。綾部「せめて麻婆ライスって言えよ!」→綾部が頼むのは、柚子ソーダ。福田「先輩に柚子ソーダ頼まれる後輩の気持ち考えてくださいよ」
  • 福田「(そうやって東京でおしゃれを満喫している綾部の姿を)V回したいですね」綾部「バカにしてんじゃねえか!」
  • ザ・パンチ ノーパンチ松尾
  • ポテ少菊地と松尾と福田と女の人数人でご飯を食べたとき。福田は気を遣って女の人にも話を振ったりしていたが、菊地・松尾は、最終的に女の人たちがウトウトしてしまうほど構わず喋りまくっていた。
  • 松尾「俺もお前も結構なスネ夫じゃん」福田「まあ、『ドラえもん』って劇をやるとしたらダブルキャストでしょうね」松尾「お前のがスネ夫だよ!俺はもうちょっとギラギラしてるもん。お前は、上昇思考がないフリしてさ」
  • 竹内もスネ夫。松尾「あの褒め方!」→でも、竹内はやや柔らかいスネ夫
  • ルミネの袖にいたら福田に隅に連れて行かれて、「M-1落ちちゃったんですけど、来年どうしたらいいですか」と相談された松尾さん。
  • そのときのやり取り→松尾「自分たちとしてはどうだったの?」福田「10組受かるんだったら、その10番目には入ってたんじゃないかと思うんですけど……」松尾「俺たちは三回戦では毎年一番ウケてたし、準決勝でも正直めっちゃウケてた。それでも決勝にはなかなか行けなかった。だから、三回戦で一番ウケればいいんじゃないですか。以上です」→福田「それ言われたらもう何も言えないですよ」
  • 福田「『俺たちのネタどうですか』って言ったら、褒めるのは楽なんですよ。褒められたら(相談した側も)嬉しいし」→でも松尾さんはズバズバ言ってくれるのでありがたい。
  • 福田「一番しゃべりやすかった人を発表します。……伊藤!(理由は)聞いてくれるから」松尾「同級生だも〜ん」伊藤「そこ?」